ドクター衣理の部屋スーパービューティーコラボ

生駒芳子さん 本日のゲストは、女性誌の編集長を経て、ファッションジャーナリスト、アートのプロデュース、エコや社会貢献など多方面で活躍している生駒芳子さん。超多忙な毎日の中で、上手にリセットする方法をはじめ、自分流のスタイルのつくり方などをお伺いしました!

ゲスト 生駒芳子さん

PROFILE

VOGUE、ELLEを経て、2004年よりmarie claireの編集長を務めた後、2008年に独立。
現在はファッション、アートからエコ、社会貢献、ライフスタイル、
女性の生き方、クール・ジャパンプロジェクトまで広い視野でトピックを追い、執筆、講演、プロジェクト運営を通して、新しいメッセージを発信するジャーナリスト、プロデューサーとして活躍中。
公益財団法人三宅一生デザイン文化財団理事、
NPO法人サービスグラント理事、JFWコミッティーメンバーを務める。

“自分が自分のディレクターになる”そういう感覚を持つことが美しさにつながります。

ゲスト 生駒芳子さん 生駒さん『美人製造研究所』。すごくいいネーミングですね。ストレートで。
Dr.衣理ありがとうございます。美容に限らず、美しいものに貪欲な方たちとの意見交換やコミュニティの場になれば、というコンセプトで立ち上げました。生駒さんは本当に幅広く活躍されていて、いろいろな視点で美しさに触れていらっしゃると思うので、今日はたくさんお話を伺わせてください。最近はアートやエコ、社会貢献活動にも力をいれてらっしゃるとか?
生駒さんそうですね。2年前に出版社をやめて自由の身になったことで活動の幅が広がりまして。もともとアートがすごく好きで、またファッションの世界でもアートがすごく盛んなこともあり、プロデュースの仕事をしたり、アートグッズを作ったりしています。NPO法人の理事もしていまして、イベントなどを通してファッションという華やかな世界とアートや社会貢献をつなぐ架け橋になるような仕事をしています。

Dr.衣理エコや社会貢献を意識したきっかけは何だったのでしょうか?
生駒さん私自身、21世紀に入って、ファッションがファッションだけで成り立つ環境ではないな、と痛感したんです。例えば、ミラノやパリも少し前まではコレクションの時期の9月、10月はいくら着込んでも震えるほど寒かったんです。それがいま9月のミラノはカンカン照りですし、春夏コレクションなのに、外も春みたいでなんか変だわ、って。地球温暖化がコレクションでのキャットウォークにどう影響がでるのかなというのが2000年くらいからの関心事でした。そのあたりからラグジュアリーブランドも環境に配慮して空輸を減らしCO2を削減するなど、地球温暖化やエコに反応しはじめたので、マリ・クレールで「エコ・リュクス特集~ラグジュアリーとエコは共存する」という特集を組みまして。見た目だけでなく、中身も輝かないと本物の美しさは引き出せない、ということでラグジュアリーの意味も変わってくると思ったんです。それとともにビューティでも内側からの輝き、という言葉をコピーとしてたくさん使うようになったんです。

ゲスト 生駒芳子さん

Dr.衣理中身を伴った内側からの輝くような美しさというのが結局、女性の美しさや魅力の本質ですよね。
生駒さん人間ってやはり見た目も重要なのですが、それ以上に目に見えない部分が大切だと思います。おしゃれも目に見えない部分、ランジェリーだったり、香りだったり、あと日々の生活とか。そういう部分にこだわったり、きちんと配慮してるとそれがオーラになる。つまり女性の美しさとは、「雰囲気と態度」で決まると思うんです。その裏には自信があって、信じていることや好きなことをつかんでいる。そういう女性って内側からの輝きが出ますね。健康も肌の状態とかもみんなつながっているし、家族愛だったり、志だったり、希望だったり、恋愛だったり、そういうことが泉のように湧き出る魂の輝きっていうのが人間の美しさじゃないですか。100人に100通りの美しさがあってふたつとして同じ美しさはないので、自分のよさや魅力を知って、それを輝かせるプロデュース能力がある女性がチャーミングなんだと思います。
Dr.衣理自分だけが持っている魅力をきちんとつかんでいる、という点で、生駒さんもまさにご自分のスタイルを持ってらっしゃいますよね。アクセサリー使いとか、髪型にしても「あ、生駒さん」と一目でわかりますし。
生駒さん実はおしゃれな人って、自分のスタイルをコロコロ変えないんです。ポイントで差し色を入れたり、小物でトレンドを感じさせたり、アクセサリーとかトップスで遊ぶ。毎シーズンファッションが全然違ってイメージ変わったりしすぎると、人って覚えてくれないんです。だから同じ格好がいいとは言いませんが、個性を象徴する何かをキープしながら、新しいものを取り入れていく、その軸が大事ですよね。個性はいちばんの輝きにつながるので。