「歯は“メイクアップ”できないパーツ。だから、モデルがこだわる部位なんです」...石井さん

Dr.衣理
さとこ先生は、“歯のホワイトニングのパイオニア”。ずいぶん早くから審美的な歯科治療をされてますよね? ホワイトニングに出合ったきっかけを教えて頂けますか?
Dr.衣理
石井さん
今からもう20年前ほどでしょうか。日本でアルゴンレーザーというレーザー機器を用いたセミナーがありまして、そこに参加したことがきっかけでした。当時は1台1千万円ほどするマシンではありましたが、『日本でも歯のホワイトニングを広めたい』という強い思いがありまして、結局、初期投資として購入。ホワイトニング治療をスタートして、現在に至ります。
Dr.衣理
20年前というと、まだ日本人には歯のホワイトニングまで意識が及ばなかった時代ですよね? どのような患者様が多かったのですか?
石井さん
クリニックをオープンした恵比寿は場所柄、周囲に芸能事務所やモデル事務所が多く集まっていまして。そのため、開院当初は芸能人やモデルの方が多かったように思います。皆さん、ホワイトニングへの意識だけではなく、歯の角度や配列バランスのこだわりも強い方ばかりで(笑)。私自身もとても勉強になっていますね。
Dr.衣理
なるほど。そのような経緯から、ミス・ユニバース・ジャパンのサポートをされることになったのですね。以前、こちらの「きれいの履歴書」にご出演頂いた森理世さんからも、さとこ先生のお話は伺っていました。
石井さとこさん
石井さん
ありがとうございます。そう、ミス・ユニバース・ジャパンを主宰しているイネス・リグロンとの出会いは大きいですね。森理世さんや知花くららさんなど、たくさんのビューティセレブと仕事をすることができて感謝しています。

美容皮膚科だと、モデルのみなさんも『自分の肌がどうきれいになるのかな?』と、ワクワクしながら来てくださると思うのですが、私たちが扱う口腔内は、常に見られている肌と異なり、「口のなかは見られたくない」という意識がある方も多いので。

しかも、どんな歯科治療にも痛みは伴うので、その痛みへの嫌悪感から、どうしても足が遠のく、という話はよく耳にします。一度通っていただくと、リピートしてくださるのですが。
Dr.衣理
ただ、歯は皮膚と違って“自己管理”することが難しい部位。肌トラブルはある程度であればホームケアで落ちつくことがありますが、虫歯や歯のくすみはホームケアでは治療できませんからね。
石井さん
おっしゃるとおりです。なので、芸能人やモデルなどメディアに出演される方々ほど、歯に対する審美意識は高いですね。肌はスキンケアで、顔立ちや印象はメイクアップで華やかに仕上げられますが、歯だけは“メイクアップ”できませんから(笑)。